〈アユ最新情報〉   

                   2010年

11月24日 −アユ情報No.43−
 産卵場が完成して、11月16日午後6時・7時・8時の3回、産卵場下流部で流下仔魚調査を行いました。
 17日に計測を行い、数が分かりましたので第1回分のお知らせをします。
 午後6時(30秒間)に仔魚が949匹、卵が45個計測。午後7時(30秒間)に仔魚2,265匹、卵が46個計測。
 午後8時(30秒間)に仔魚3,009匹、卵が20個各々計測されました。
 仔魚は夜間に海へ下りますが、1,000匹の内1匹が物部川に帰ってきてくれる程の数値だそうです。
 他の河川でも産卵が始まり、仔魚が海に下り始めたようです。
 物部川漁協は来年1月中旬まで調査を行い、3月のソジョウ調査を行う予定です。
 来年、多くの天然アユがソジョウ(物部川に帰ってくること)してくれると期待しながら、今後も調査を続けていきます。
 なお、流下総数は内水面センターに資料を報告して、来年2月初め頃に皆様にお知らせすることが出来るのではないでしょうか。
左:30秒間流下仔魚を捕獲しているところ 中:底部に捕獲された仔魚をビーカーに移しているところ 右:1匹づつ計測しているところ



11月4日 −アユ情報No.42−
産卵場の造成工事が、11月1日に無事に終了しました。
 内水面漁連より補助を頂き、総代・理事が協力して4日間で仕上げました。
 造成は600平方メートルですが、国交省の瀬替工事箇所で昨年は産卵が行われており、今年も親アユがたくさん集まって
 いる為、この場所にも鉄筋を打ちテグスを張って防鳥対策を行っております。
 200g級の親アユが下ってきており、漁協としても楽しみにしております。
 無事に産卵が終われるよう、監視小屋を設置して監視員が泊まり込みで監視をしています。
上段:造成工事 中段左:高専横の産卵場に防鳥対策(鉄筋を打ちテグスを張る) 中段中・右:河床の洗浄とその結果 下段:完成(両サイドに鉄筋を打ちテグスを張っている)
「たくさん卵を産んでくれることと思います。」


10月27日 −アユ情報No.41−

 杉田ダム下流部ではアユの漁期を終え、親アユが産卵場へ下ってくるのを楽しみに待っているところです。
 29日の産卵場造成工事を控え、内水面センターに潜水調査を行っていただきました。
 10月8日に第1回目を行い、岡西の国道橋付近で40〜80gサイズ、100尾程度の群れが観察され、一部にサビた個体が
  見られた。又、岩場付近では縄張りを形成した100〜150g程度の個体が数個観察された。
  横瀬では瀬脇のヨシの繁みの下で40〜80gサイズ、50尾程度の群れを観察し、ごく一部にサビた個体が見られた。
 10月15日に第2回目を行い、県庁堀の瀬から落ち込みにかけて100尾程度の群れ(50〜150gサイズ)を観察した。
  岡西では国道橋上から岩場までのトロ場で縄張りアユが散在(50〜150gサイズ)。
  岩場下の瀬で100尾程の群れ(50〜200gサイズ)数群を観察。高専横の瀬で100尾程の群れ(50〜200gサイズ)数群を
  観察。又、横瀬では瀬の底を這う数百尾アユの群れを観察(50〜200gサイズ)。産卵場への集積が始まっているようだ。
 10月25日に第3回目行い、戸板島橋下流のカマ瀬の瀬肩で、大型の食み跡が多く観察された。
  瀬の中でも数尾のアユを観察し、食み跡も多くみられた。
  岡西の岩場下流付近では、数十〜百尾の群れ(60〜70gサイズ)を観察し、高専横の瀬の上でまとまった群れが確認出来た。
  瀬の中では数十尾の群れが見えた。
  横瀬では、瀬の中に数十尾の群れ(60〜70gサイズ)を確認。活発に食んでおり、産卵はまだの様子。
 以上の報告を頂きました。

上段左・中:カマ瀬 上段右:仁尾島 中段左:岡西の岩場下流 中段中・右:高専横 下段左:横瀬 下段中・右:食み跡と元気なアユの群れ


10月6日 −アユ情報No.40−
 杉田ダム下流部では、9月30日午後5時でアユ漁が禁漁となりました。
 本年は、釣果が聞こえれば雨で出水、良くなれば又、雨で出水のという日の繰り返しでした。
 釣り人の皆様は、さぞストレスの溜まった1年ではなかったかと思います。
 9月の末になり、戸板島橋下流部では連日釣果が聞かれ、ホットした事でした。
 10月下旬には横瀬で産卵場を造成し、来年の資源確保に努めますので、来年も物部川を楽しみにしていて下さい。
左:産卵場予定地を上流より望む 右:下流より望む



9月22日 −アユ情報No.39−
 「行く夏を楽しむ釣り人たち」です。
 戸板島橋下流では調子がよく、18日(土)と20日(月)の各々午後に31尾、30尾の釣果が有りました。
 本年は二桁の釣果が出ず、今年はこれで終わりかと思っていましたが、終りに来てこの釣果でした。
 サイズは大きい物で26cmありました。
 21日にも同所で釣友が、午後の半日でやや小ぶりながら17尾の釣果が有ったそうです。
 ポイントを掴めばまだ楽しめると思います。(釣り人談)
写真は22日午後3時半の状況です。一度に2尾掛かってきたのもありました。(笑い:掛かったまま切れた2尾です)


9月17日 −アユ情報No.38−
 9月もはや17日になり、杉田ダム下流部の漁期も残り少なくなってきました。
 今年は雨による出水が度々あり、釣り人にとっても(漁協にとっても)散々な年でした。
 それでも吉野川の30cm級のアユとまではいきませんが「27〜28cmが取れた」とか、「網で900尾取れた」とかの情報が 
 聞かれました。
 来年の資源確保のため、親アユを少しでも残したいと思い漁期は例年通りとしますのでご注意をしてください。
 物部川の杉田ダム下流部の漁期は、
「9月30日(木)午後5時」までとなっております。
左:県庁堀上流部の今日の釣り人 右:岡西の瀬


9月8日 −アユ情報No.37−
 物部川下流部の情報です。(深渕の水位計は115cmです)
 台風9号による豪雨で、上韮生川上流の久保地区で累計雨量が144mm降りました。
 杉田ダム下流部の漁期は、今月一杯だというのに又出水です。
 投げ網による好漁の声が聞こえていましたが、しばらくは我慢の日が続くことでしょう。
 昨日は二人の釣り人が「親アユ」を買いに来ていましたが、風と雨の影響で釣果はどうだったでしょうか。

上韮生川:6日の情報では、竹奈路橋から堂ノ岡近辺の「玉じゃくり」で、3人の方が各々30尾程の釣果でした。
       他の6人のグループでは80尾の釣果。網でも100尾程の漁があったそうです。
楮佐古川:22cm級のアユが見えており、魚は残っているという情報でしたが、この出水でどうなったでしょうか。
槇山川:佐岡付近でアユが見えているということでしたが、これもどうなったでしょうか。
     杉田ダム上流部は12月31日までの漁期なので、水況が良くなれば楽しめるのではないでしょうか。
上段左:下流より戸板島橋を望む 上段中:下流より丗代を望む 上段右:岡西の瀬 下段左:上流より平松を望む 下段中:下流より横瀬を望む


9月2日 −アユ情報No.36−
物部川上流部のアユ情報です。
 槇山川:玉じゃくりで7人、友釣りで2人、網で1人の人出でした。
  玉じゃくりでは20cmサイズを20〜30尾の釣果、網漁では写真のように、27〜28cmサイズが混じっており、この河川の生息状況を
  再認識しました。
 日ノ御子川:児童公園の所ではサイズは小さいものの、投げ網で1人で100尾程取れたようです。
 上流部では川の状況も良く、しばらくは楽しめるのではないでしょうか。
写真は槇山川の専用区解禁の釣果です。下段の写真が網漁の釣果です。クーラー内のアユも大きいですよ。



8月23日 −アユ情報No.35−
物部川下流部の情報です。
 21日(土)に丗代で、二人の釣り人が各々30尾の釣果。
 22日(日)は同所で10尾の釣果がありましたが、連日大漁とはいかないようです。
 丗代から県庁堀へ落ちてきた瀬尻でも釣果が有ったようで、今日も釣り人が出ていました。
左:丗代の釣り人 右:県庁堀肩の釣り人



8月20日 −アユ情報No.34−
物部川下流部の情報です。
 20日午前8時より午後2時まで(1時間休憩)の釣果です。
 場所は十善寺橋の上、下流部です。サイズは下流部の方が大きくて20cm有りました。
 サイズは15cm〜20cmを21尾の釣果でした。
 久しぶりの釣果が聞かれ、漁協としましても「ホッ」としたところです。
 出水や濁水の繰り返しで、このまま今年は終わるのかと心配しておりました。
 下流部では「魚がいない」「漁券を返す」等、苦情の電話が有りましたが、今日はホームページの更新も出来、
 釣り人の皆さんにお知らせすることが出来て良かったと思っています。
 水量も少なくなり、濁りも取れ、コケも付き、シーズン終盤は楽しめるのではないでしょうか。
下のアユは19cmです。 右側は20cmありました。



8月9日 −アユ情報No.33−
物部川上流部の情報です。
 槇山川:6日の情報は、津々呂トンネル北口付近の「玉じゃくり」は少々の釣果。
 上韮生川:7日に南池橋付近の「玉じゃくり」では、8人で199尾の釣果。
 槇山川:8日に成山付近の「よこがけ」で10尾程の釣果。
      木床トンネル付近で「玉じゃくり」で3尾程の釣果。
 上韮生川:8日に南池橋付近の「玉じゃくり」で、7日と同じメンバーで110尾の釣果。
       堂ノ岡の「玉じゃくり」で35尾の釣果。
       落合橋の「友釣り」で34〜35尾/3人の釣果が有りました。
 上流部では濁りも取れ、「玉じゃくり」「よこがけ」「友釣り」で釣果が出ているようです。
上段左:槇山川の津々呂トンネル付近の「玉じゃくり」 中:成山の「よこがけ」 右:木床付近の「玉じゃくり」 中段左:上韮生川の南池橋付近での「玉じゃくり」メンバー
中・右:釣果のアユと道具 下段左:堂ノ岡の「玉じゃくり」の釣果 中:落合橋付近での「友釣り」の釣果


8月6日 −アユ情報No.32−
 槇山川崎岩トンネル付近の情報です。
 4日の午前10時から昼にかけての釣果です。
 「よこがけ」で、20cm前後のアユを20尾掛けていました。
 魚が見えないという人もいますが、いる場所をつかめばこの釣果です。
 槇山川上流部では、監視員から「魚は見えている」という報告が入っています。
 この他には、上韮生川の五王堂の放水口で17尾(友釣り)、堂ノ岡では「コケ」が付き始め、アユが見えているという情報もあります。
達人の釣法とその釣果です。

7月30日 −アユ情報No.31−
 まもなく解禁になる、えさ釣りと玉じゃくりの上流部水況情報です。
 今年の物部川は出水、やっと釣りが出来る、出水、やっと釣りが出来るの繰り返しです。
 29日の杉田ダム放水量は、午前8時30分に1,280トンで深渕の水位計は318cmを指していました。
 このため8月1日の解禁も、今回の出水でしばらくは延期状態と思われます。
 上流部の狙い所としては、支川の方が澄むのが早いので、こちらの方が良いのではないでしょうか。
1段目左:日ノ御子川キャンプ場付近 中・右:佐岡の則友川合流点付近 2段目左:下土居平瀬 右:杉熊川合流点 3段目左:別府峡 中:別府峡の土石流
右:上韮生川の笹川合流点付近 4段目左:落合橋 中・右:楮佐古川の宮の瀬橋上下流を望む

7月26日 −アユ情報No.30−
 下流部の釣り情報です。
 平松:午前8時半より10時半までの2時間で、16cm〜19cmサイズを8尾の釣果。
 十善寺橋下流:午後0時半〜3時までの2時間半で、同サイズを11尾の釣果。
 午前中は追いが悪くなかなか掛かりませんでしたが、午後はアユも活発になったのか追いが良かったとの事です。
 「魚がいない」「放流をしたのか」と苦情の電話もありますが、ポイントを見極めれば釣果が出ますので頑張ってください。
 なお、戸板島橋下流に入釣しましたが、「コケ」が付いておらず、ここでは釣果がありませんでした。
左:平松のポイント(ここより下流へ) 中:十善寺橋下流のポイント 右:本日の釣果

7月26日 −アユ情報No.29−
 下流部の釣り情報です。
 丗代の下流部で、午前9時過ぎより2時間ほどの釣果で、平均16cmサイズを16尾です。
 梅雨が上がり、日照りが続いているので「コケ」も順調に付いていると思います。
 昨日も同場所・同時間で、17cm〜19cmサイズを12尾の釣果でした。
 濁りも取れ、水位計も42cmとなったので、場所さえ見極めれば好釣果が期待できそうです。
 上流部では上韮生川の南池橋下流で、24日昼の3時間で14尾/16cm〜18cmの釣果がありました。
 楮佐古川、槇山川の岡の内上流もこれから釣果が期待できるのではないでしょうか。
 魚も見えているとのことです。
上段左:釣り場の丗代を望む 〃中・右:釣果のきれいなアユ 下段:船よりの網漁です(釣果はボツボツだそうです。ボツボツ:4〜5尾/1網か)


7月14日 −アユ情報No.28−
 下流部の水況情報です。
 杉田ダムの放水量が616トンあり、深渕の水位計は221cmでした。
 ダムの選択取水も始まっており、水況は濁水状態です。
 先週末は濁りも取れてきて、上流・下流共釣果がやっと聞こえ出したところが又々雨です。
 週間天気予報も、週末には梅雨前線が北上しそうだということで、梅雨明けもそろそろではないでしょうか。
 今しばらくの辛抱をお願いします。
上段左:下流より戸板島橋を望む 上段中:下流より丗代を望む 上段右:下流より県庁堀を望む 下段左:岡西 下段中:平松 下段右:横瀬



7月8日 −アユ情報No.27−
 8日蔵福寺島(県庁堀右岸側上流部)で、午前9時より午前11時半までの2時間半に、15〜18cmサイズを12尾の釣果。
 昼食をはさんで、午後2時半までに14〜17cmと小振りサイズを14尾の釣果です。
 この場所は渇水期になると水が流れていない所なので、水位の有る週末まで楽しめるのではないでしょうか。
上段左:蔵福寺島の下流部ポイント 中:午前中の釣果 右:護岸のコケのハミ跡 下段左:午後のポイント 中:キャッチする瞬間 左:午後2時半時の釣果


7月8日 −アユ情報No.26−
 7日午後1時より午後3時半までの2時間半で、23尾の釣果です。
 場所は、楮佐古川の宮の瀬橋下流(土居番)へ入釣しました。
 午後からの日差しも良く、活発な鮎が掛かってくれました(釣り人談)。
 今後は、上韮生川の「コケ」の状況がよくなりそうで、週末は楽しめそうです。
写真は16〜18cmサイズのきれいな(美味しそうな)本日の釣果です。

7月6日 −アユ情報No.25−
 下流部の水況情報です。
 杉田ダムの放水量が67.1トンあり、深渕の水位計は74cmでした。
 戸板島橋・県庁堀・横瀬では濁りも取れてきて、透視度は65cm〜75cmとよくなっています。
 水量がやや多いながら、そろそろ釣りは出来るのではないでしょうか。
 物部川橋上流では、と網の方が2人漁をしていました。(収穫は不明)
上左:下流より戸板島橋を望む 上中:下流より丗代を望む 上右:県庁堀 下左:岡西 下中:平松 下右:横瀬を下流より望む

7月2日 −アユ情報No.24−
  下流部の水況情報です。
 杉田ダムの放水量が69.3トンあり、深渕の水位計は74cmでした。
 水量的には釣りが可能な状況になってきましたが、何分濁りが取れずに週末はまだ、釣りには難しいと思われます。
 午前9時過ぎの段階で、戸板島・県庁堀共に透視度は14cmしかなく、しばらくはこんな状況かと思います。
 どうしても釣りをしたい方は少し遠出をして、ダム上流部へ出かけてみてはいかがでしょうか。
上段左:下流より戸板島橋を望む 中:〃丗代を望む 左:県庁堀 下段左:岡西 中:上流より平松を望む

7月1日 −アユ情報No.23−
 解禁情報第1号です。
 槇山川の津々呂トンネル付近に2人の釣り人がいましたが、9時頃はまだ2尾の釣果でした。
 本日の一番は楮佐古川のようです。
 15尾の釣果が2人、10尾の釣果が1人確認できました。
 日ノ御子川は釣果は無かったようです。
 昨日の調査では、「コケ」が残っているのかを心配していましたが、そこは釣り名人が入釣すればごらんの釣果です。
上段左・中:津々呂トンネル付近の釣り人と釣果 上段右より:楮佐古川では、15尾・10尾の釣果をうれしそうに披露してくれました 下段右:宮ノ瀬橋上流のポイント


6月30日 −アユ情報No.23−
 明日は杉田ダム上流部のアユ漁の解禁です。
 しかし、梅雨前線による毎週の雨で、あまり期待が出来る水況ではありません。
 鮎が掛かりだせば出水という状況で、解禁日も「コケ」の残っている石を探って釣ることになります。
 写真は、本日午前9時半〜10時半の物部川の水況です。
 日ノ御子川・楮佐古川・笹川は、水量はあるが濁りはなく、解禁日のポイントになるのではないでしょうか。
上段左:日ノ御子川の黒磯 中:同足谷橋下流 中段左:楮佐古川の新下タビ橋下流 中:同宮ノ瀬橋上流 右:下流
下段左:上韮生川と笹川の合流点 中:笹川上流500m付近 右:槇山川の津々呂橋下流

6月23日 −アユ情報No.23−
 6月23日(水)午前9時半の物部川の水況です。
 水温:戸板島橋で18.6度、県庁堀で18.7度、横瀬で19.0度でした。
 透視度は平均30cm程です。深瀬の水位計は70cmで、やや水位が高いと思います。
 昨日は釣り人がいましたが、本日はいませんでした。せっかく釣果が上がり始めていただけに残念ですが、
 今週末には濁りも取れてきて、友釣り、毛バリ釣りにはコンディションも良くなりそうです。
上段左・中:戸板島橋下流側 上段右:県庁堀より丗代を望む 下段左:県庁堀 下段中:平松 下段右:横瀬

6月18日 −アユ情報No.22−
 6月18日(金)午前7時から12時までの友釣りの釣果です。
 本日のサイズは14cm〜18cmで、24尾の釣果でした。
 場所は戸板島橋上流部の瀬の上段付近です。
 小雨のパラつく、やや寒い条件でしたが楽しませてもらいました(釣り人談)。



6月17日 −アユ情報No.21−
 6月17日(木)午前8時40分頃より午後2時10分まで、友釣りによる釣果です。 14〜17pサイズが45匹です。
 前々日の雨で川の水量は友釣りに最適の状況ですので今後は釣果もさらに良くなってくると思われます。
 場所は、戸板島橋下流で北側、南側どちらでも良いと思います。今日の釣場は南側からです。





6月16日 −アユ情報No.20−
 6月16日(水)物部川の下流部県庁堀で、野市小学校と吉川小学校の生徒たちと野外学習会を行いました。
 物部川の水源について、きれいな川の水について、鮎の一生について等、漁協の役員が説明しました。
 子供達は熱心に聞いてくれ、「川にまた来てくれる人」に全員が手を挙げ、役員の苦労が報われたことでした。
 この後、鮎を182kg・鰻を29kg放流しました。



6月10日 −アユ情報No.19−
 6月9日(水)「ダイワ鮎マスターズ」が、シード選手を含む103名の出場で開催されました。
 午前7時から午前10時30分間に予選が行われ、シード選手を含む32名の方が決定戦に選出されました。
 当日は気温も低く、濁りも残っており、厳しい条件の中漁協として釣果を心配しておりました。
 しかし、そこは大会に出場される選手だけのことはあり、水温も低い中予選では、1位:15尾、2位:12尾、3位:10尾の成績でした。
 決定戦が行われた午後には、太陽も出てきて少しは水温も上がり釣果が期待されました。
 午後0時から午後2時までの2時間で、1位の有岡選手:10尾、2位の菊川選手:9尾、3位の前浦選手:7尾の釣果でした。
 10名の選手がブロック大会に出場する権利を得ました。
 物部川で戦った選手達が、決勝戦まで勝ち進んでいけるよう健闘をお祈りします。
上段左より中段中は予選の状況と釣果のアユです 中段右は決定戦へ出場の選手達です 下段左はナイスキャッチの瞬間です
中は当日釣果を香南市の福祉施設へ寄贈しました 右はブロック大会へ出場する選手達です
今後は濁りも薄まれば釣果も期待できるでしょう。



6月8日 −アユ情報No.18−
 6月8日午前9時過ぎより11時までの釣果をお知らせします。
 漁協の役員が、2時間足らずで調査をしてきました。
 場所は、丗代(香南市の処理場前)の下流部での釣果です。
 物部川には、明日の下見の選手が続々と来られており、オトリ鮎の追加を注文しました。
 選手の皆様の健闘と、事故に遭わないよう物部川にお出でて下さることをお祈りします。
左:5尾の釣果 中・右:18cmのサイズがいました



6月7日 −アユ情報No.17−
 6月7日午前10時の物部川水況をお知らせします。
 杉田ダムの放水量:27.4トン 深渕の水位:48cm 透視度:戸板島橋下流で32cm 県庁堀で35cm
 水温:2カ所とも16.8度(やや低い)
 場所によっては「ポツポツ」掛かっているそうなので、9日の「ダイワ鮎マスターズ」は、数は少なくても釣果は
 見られそうで少しホットしています。
上段左・中:戸板島橋下流の状況 右:丗代を望む 下段左:県庁堀 中:上流より丗代を望む 右:下流より廿代を望む

6月5日 −アユ情報No.16−
 6月5日内水面漁連より、鮎を200kg頂き還元放流を実施しました。
 場所は戸板島橋下流側に放流し、ダイワ鮎マスターズの下見に入釣していた釣り人にも協力を頂きました。
 サイズは45〜50g/尾あり、今後の釣り人を楽しませてくれるのではないかと期待しています。
 水温は17度と安定してきています。


6月4日 −アユ情報No.15−
 6月4日午前10時の物部川水況をお知らせします。
 戸板島橋下流部に、二人の釣り人がいましたので釣果を尋ねたところ「来たばかりなので1尾」とのことでした。(毛バリ釣り)
 杉田ダムの放水量:33.0トン 深渕の水位:51cm 透視度:戸板島橋と県庁堀では25cm 水温:16.8度〜17.3度
 見た目には濁りはまだ残っていますが、透視度はだんだん良くなってきています。
 ダイワメーカーのスタッフ・物部川漁協の役員共々、毎日「気をもんでいます」(土佐弁)。
上段左:戸板島橋下流の毛バリ釣り 中:戸板島橋を望む 右:下流より丗代を望む 下段左:県庁堀 中:上流より丗代を望む 右:下流より廿代を望む

6月2日 −アユ情報No.14−
 物部川は今日も濁ったままです。
 ただ、待ちきれない釣り人が一人竿を出していました。
 10時過ぎに入釣して、約1時間の釣果がこれです。
 10〜13cmの鮎を20尾釣り上げていました。
 場所は漁協前の分流部で、鈎は「黒龍の黄角」・「八橋の赤(底三段・赤玉)」でした。
 「鮎はおる!」という釣り人の声でした。
上段左:U氏が6月1日夕刻チャレンジするも釣果無し。 右回りにK氏の毛バリの釣果です。

6月1日 −アユ情報No.13−
「ダイワ鮎マスターズ」が延期に!!
 6月3日に予定していた上記大会は、川の濁りが取れず6月9日(水)に延期することが決まりました。
 選手の方は休暇のやり繰りが大変だと思いますが、気持ちを入れかえて物部川にお越しください。
 役員一同お待ちしております。


5月31日 −アユ情報No.12−
 5月31日午前9時現在の物部川の水況です。
 杉田ダムの放水量:39.4トン 深渕の水位計:61cmです。
 透視度は、戸板島橋近辺は10cm、県庁堀近辺が11cm、まだ濁りは残っている状態です。
 下流の「平松」では、昨日毛バリで釣果があったようですが、友釣りはまだ微妙な状態です。
左:下流より戸板島橋を望む 中:県庁堀より丗代を望む 右:県庁堀

5月28日 −アユ情報No.11−
 5月28日午後2時現在の物部川の水況です。
 杉田ダムの放水量:62.4トン 深渕の水位計:76cm です。
 水位は「友釣り」の出来る状況となってきましたが、まだ濁りが続いており心配しております。
 「ダイワ鮎マスターズ」へ出場される選手方々も、「やきもき」しておられることでしょう。
上段左:下流側より戸板島橋を望む 中:県庁堀より丗代を望む 右:県庁堀 下段左:県庁堀より下流を望む 中・右:物部川橋より上流を望む

5月27日 −アユ情報No.10−
  5月27日午前8時頃の物部川下流部の状況です。深渕水位計は94p、濁りも若干薄くなってきました。
上段左より、戸板島橋下流→ 県庁堀→ 物部川橋下流 下段左より、岡西釣り場→ 右岸3K/800


 5月25日 −アユ情報No.9−
 5月24日の大雨により、物部川が大出水となりました。夜中には2千トン超の放水を行い、深渕水位計は338cmと近年にない水量となり、下流部では写真のような状況でした。
上段より、午前5時半から1時間ごとに8時半までの物部川橋下流部の出水状況です。

 25日午前8時半には、杉田ダムの放水量も246.2トンと少なくなり、深渕水位計も150cmまで下がってきました。
 濁りがまだ残っており、6月3日の「ダイワ鮎マスターズ」の開催がどうなるのかを心配しています。
上段左:戸板島橋 中:県庁堀から丗代 右:県庁堀 中段左:岡西より下流部を望む 中:岡西より上流部を望む右:平松より下流部を望む
下段左:物部川橋 中:廿代より下流を望む 右:仁尾島・カマ瀬を望む


5月18日 −アユ情報No.8−
 5月18日午前8時30分より10時30分まで、2時間の毛バリ釣り釣果です。
 場所は戸板島橋すぐ下流部です。サイズは15cm〜9cmとやや小ぶりですが、29尾の釣果は入れ食い模様です。
 (小さなサイズは数尾放流したそうです)
 鈎は井上2号と、一方は古くて名前が不明ですが、赤系の鈎とのことです。川の水量はダムよりの放水量が少なくなってきて、 
 水位計は28cmを指しており、渇水期状態に近づいております。
 雨空になってきましたが、この雨がどの様にアユ釣りに影響するのか、しばらくは模様眺めです。



5月15日 −アユ情報No.7−
 5月15日午前中の釣果をお知らせします。
 友釣りでは、町田堰下流部は釣果無し、戸板島橋はよい人で10尾ほど、橋の下流部がよかったようです。
 廿代〜丗代・物部川橋近辺共に一人3〜5尾の釣果でした。
 一方、毛バリ釣りの方は午後からの調査ですが、県庁堀で10〜12cmほどの型が一人15〜20尾釣れており、今年の解禁は 毛バリ釣りが楽しめたようです。友釣りでは、物部川橋より平松付近で釣果が見られたようです。
 下流部の横瀬では、釣り人から良い返事が聞けませんでした。
写真は県庁堀の釣り人で、午前中は上流部で釣れており、午後は下流部へと移動してきました。分かりにくいですが、活け缶にはアユが沢山入っていました。



5月15日 −アユ情報No.6−
 5月15日アユの竿漁が解禁になりました。
 前評判が悪かったせいか、人出は昨年の半分ほどでした。
 午前7時の段階で水温もまだ低く、釣果が上がるのはこれからだと思いますが、平松の岩場で3人、十善寺橋上下流で17人、
 県庁堀で28人、戸板島橋で20人の人出です。廿代付近はこれから取材に行ってきます。
 十善寺橋には岩手県の釣り人がお出でてくれています。(昨年もお出でてくれていたそうで、アリガタイ事です)
 友釣りの釣果は、まだポツポツといった具合で、水温の上昇を待っているといった状況ですが、県庁堀の毛バリ釣りの方はすでに
 10尾程釣っていました。まずは第1段の情報をお知らせいたします。
上段左:岩手県の釣り人は軽四輪車です。中・右:十善寺橋の釣り人です。中断:県庁堀の毛バリ釣りの人出です。12cmサイズを10尾程の釣果です。
下段左:県庁堀より丗代方面を望む。中:戸板島橋の状況です。



5月14日 −アユ情報No.5−
 5月15日に、待ちかねていた杉田ダム下流部でアユの竿漁が解禁となります。
 オトリアユの販売は、本日より漁協で行っています。
 15日は午前3時に役員が集合して、対応することになっておりますのでご利用ください。
 料金は昨年と同額の1尾400円となっております。
 16日も役員が頑張って午前3時から準備しております。
 現在深渕の水位が33cmとなって水量が少なくなってきており、気温が低いながら天気が続いているので、「こけ」が付きよい解禁
 日となるよう願っております。
 遠方よりお越しの釣り人は、道中十分休息をとり、事故に遭わないようにお出でて下さい。
 役員一同お待ちしております。



5月11日 −アユ情報No.4−
 5月10日に特別採捕第2回目を実施しました。
 この日も朝から雨模様で、開始前からあまり期待が持てないような状況であった。
 午前10時半に岡西で始めましたが、まったく「あたり」無しなので、早々に十善寺橋上流へ移動した。
 雨の中、ここでは今回も「あたり」が有り、採捕者の顔からも緊張が取れた様でした。
 水温は15.4度とやや低いかなと思われましたが、なんとか16cm〜12cmサイズを4尾確保出来ました。
 続いて県庁堀の上下流へ移動し、本流では「あたり」が無かったものの、蔵福寺島で15.6cm〜11.0cmサイズを5尾確保しました。
 解禁日はこのサイズが主流で、ポイントも蔵福寺島から十善寺橋付近で釣果が上がるのではないかと思われます。
 一方、毛鈎りは、高専東側の瀬替え箇所(柳の木)で、9.7cm〜5.4cmと小型ではありますが11尾、県庁堀では13.2cm〜6.9cmサイズを8尾の釣果が あり、解禁日にはこの付近が、サイズは小さいながらも主体になるのではないかと思われます。
 今後、好天気が続き「こけ」が付くことを願いながら、5月15日の解禁を迎えたいと思います。
上段左:岡西 中:十善寺橋 右:体高のある天然遡上の22年のアユです 中段左:大勢のギャラリー 中:毛バリの実釣者 右・下段左:毛バリ釣りの釣果
下段中・右は友釣りの釣果


5月7日 −アユ情報No.3−
 5月6日特別採捕を実施しました。
 当日は朝から小雨のパラつく、悪条件の中で実施しました。
 午前10時半に横瀬で水温15.9度、11時半に十善寺橋で15.7度、午後1時20分に廿代で16.2度、2時20分に戸板島橋で16.4度でした。
 横瀬、廿代、戸板島橋では、「あたり」は有るものの鈎掛かりせず、魚を見ることが出来ませんでした。
 水深の浅い十善寺橋では、各採捕者に「あたり」が有り、ポイントによっては1時間足らずで6尾の釣果がありました。(合計10匹)長雨による出水の影響で60cm超の水位の日が続き、3月末の遡上調査では六十万尾の確認がされ、3月14日には1トンの放流を実施したにも関わらず、当日の調査結果はこのようなものでした。
 採捕者のコメントでは、「魚はいるが、掛からなかった」という事で、漁協としては少し救われたという思いでした。
 3月1日より連日39トンから370トンの放水が有り、深渕の水位計は60cmから182cmが計測されました。
 友釣りの水位上限が70cmといわれており、この影響が大きかったのではないかとも思われます。
 10日にも特別採捕を予定しておりますが、天気予報では雨のようです。
 昨年も特別採捕では釣れなかった場所で解禁日には釣果が聞かれており、こればかりは当日の条件という事になりそうです。
上段左と中は深渕、右と中段左と中は十善寺橋の釣果です。右は廿代、下段左と中は戸板島橋で、右は十善寺橋の魚体です。

4月22日 −アユ情報No.2−

4月20日放流を実施しました。
 
槇山川500kg:百尾30kg・津々呂130kg・木床80kg・成山橋120kg・アリミヤ140kg
 
楮佐古川300kg:川の内橋上流100kg・宮ノ瀬橋120kg・コロダイ合流点80kg
 
笹川:土居番橋100kg  
雨による増水の影響がなければ月末に、日ノ御子川・清爪・西川川・上韮生川方面に放流予定です。
写真は笹川・楮佐古川の宮ノ瀬橋、川の内橋、クロダイ合流点の放流風景です。

4月19日  ホームページの更新が出来ず、大変ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。
 新しいアドレスに移転して、やっと更新が出来るようになりましたので、最新情報をお知らせいたします。
 4月20日に槇山川の成山・津々路・百尾へ500kg放流します。雨により出水で遅くなりましたが、明日は実施出来そうです。なお同日は、笹川と楮佐古川にも400kg放流予定です。


3月15日  −アユ情報1−
 3月14日に杉田ダム下流部へアユを放流しました。
 県庁堀へ500kg、戸板島橋下流へ500kgの放流です。
 今年は天然遡上が多いという情報を聞いていたが、現地でアユの「ハミ跡」を確認すると、海からここまで遡上(ソジョウ)して来たかとシーズン到来を感じます。(例年より早い遡上です)
 コケをたくさん食べて、解禁時には大きくなっていて欲しいものです。
 5月15日には他河川よりも早く解禁となり、多くの釣り人に楽しんで頂けることと思います。
上段左・中:12cmサイズの放流若鮎です 上段右:県庁堀へ放流 下段左・中:戸板島橋下流へ放流 右は戸板島地区での「ハミ跡」