〈アユ最新情報2009   



8月26日  −アユ情報26−
久しぶりに取材に行ってきました。午前10時前、県庁堀で見てる間に2尾の釣果です。この釣り人は昨日も来られたそうで、丗代で70g〜80gサイズを30尾、県庁堀へ下がって来て70gサイズを10尾掛けたそうです。魚体はまだ痩せているけれど、水況も良くなり午後は数が出るのではとの事です。戸板島橋上流へ入釣された方の情報では、岸側は釣られてしまって掛からなかったけれど、流しんで22cm〜24cmサイズを1時間で7尾掛けたそうです。残り少なくなってきた夏を楽しまれてはいかがでしょうか。
左:県庁堀の釣り人   右:本日のサイズ(やや小ぶり)

8月3日  −アユ情報25−
昨日、大阪から入川の奥戸氏が県庁堀で「アユ釣り」を堪能しました。昨日は20尾程の釣果で、本日も午後2時半時点で20尾程と、まずまずの釣果ではないのでしょうか。大きさは平均17cm〜18cmとややこぶりとの事です。水量、水色共落ち着いてきたので、梅雨上がりの太陽の元に美味しい「コケ」が付き、それをアユが食べてグングンと大きく育つと思われます。※「戸板島橋」「廿代・丗代」でも釣果が出ています。
上段左:県庁堀の奥戸氏  同右:釣果を披露の氏  下:本日の釣果の一部

7月30日  −アユ情報24−
7月29日の河川状況です。水位は多少高いが、道路から「コケ」をはんだ後が確認できる程の水色となっている。8月1日の「玉じゃくり」には出来るのか微妙な状態で、釣り人本人の確認が必要と思います。一方下流部では、30日の深渕水位計は71cmとなっており、友釣りには十分出来る水位となっている。濁りはやや残っているが、漁協販売の「オトリ」は30日午前10時の段階で25匹売れています。そろそろ出かけられてはいかがでしょうか。
上段左:上韮生川の竹奈路橋より下流を望む  同右:南池橋より下流を望む  下段:槇山川の成山付近

7月10日  −アユ情報23−
槇山川、韮生川共に水位の高い状態が続いている。特に上韮生川では、濁りは取れているものの水量が多く、「アカ」も着いていない状態で釣りにならない。そのため、釣り人もほとんどいない。槇山川本流は、水位はやや高め程度で9日も15〜16人の釣り人が入っていた。聞き取りに調査をした時点(午後2時半〜3時半)では、1匹から20匹と場所によりムラがあった。津々呂より上流が良く、木床周辺から成山周辺が釣果は良かった。なお、毎日のように何処かの谷で雨が降っている状態なので、水位の増減があり、釣行される方は事前の問い合わせ必要かと思われる。梅雨もあがり、天候も落ち着けば楽しめそうであるので、一度おいでて下さい。
槇山川平瀬地区                           槇山川成山地区 
上段左:永瀬ダムゲート放流 同右:笹岡橋下の状況 下段左:槇山川日ノ出橋上流 同右:百尾

※杉田ダムより下流では水位も高く濁りもあり、釣り人も殆ど出漁していない状態であったが、日に日に濁りも薄くなっている。場所によっては竿を出している人もいるが、釣果の方は今の所定かでない。


7月7日  −アユ情報22−
「槇山川」:7月7日(火)午前の状況です。水量、水色共に友釣りには最高です。ただ、「アカ」が飛んでいる場所が多く、「残りアカ」の場所の釣りとなっていた。全域で16名程の釣り人が入っていたが、平均10匹(50g〜60g魚)を掛けているもよう。午後になり成山谷より大量の濁水が流入し、本線も「コーヒー牛乳」状態となり釣りが出来なくなったが、成山谷合流点より上流の月谷付近ではボツボツ掛かっていたので、水況次第だが今後も十分楽しめそう。
最上段左:川口上流の釣り人  同中:崎岩地区の釣り人  同右:成山地区の水況  中段左:津々呂専用区の釣り人(吊り橋)  同中:月谷地区(ヨコ掛けでオトリを確保)  同右:成山谷より本線への濁水流入状況(左岸側の山へ大量の降雨)  下段:ヘシ谷口の午後の濁水(成山谷より)


7月6日  −アユ情報21−
7月1日の上流部解禁に合わせたように大増水となっていた。韮生川、槇山川とも水位は高いものの濁りもとれ、河床も見えるようになった。やはり、全体的にエサとなる「コケ」が流されており、状態はよくない。ただ、淵にある大岩周りや岩盤周辺には「コケ」が残っている所もあり、場所さえつかめば釣果も期待出来そうである。5日も地元の釣り人が未確認ながら10匹、20匹の釣果があったようだ。
上段左は槇山川の百尾 同じく右は上韮生川の堂の岡 下段は槇山川の成山

「日ノ御子川」:7月5日午後にキャンプ場上流にある堰堤の下流への釣行。水位は高いがまずまずのコンディションであった。15cm〜18cmクラスを20尾の釣果。

「楮佐古川」:7月4日午後より宮ノ瀬橋下流への釣行。夕刻までに30匹以上のアユが掛かったが、10cm〜22cmとバラバラのうえ痩せた個体が多かった。今後、日照りが続き「アカ」が付き始めるとコンディションも良くなる予想だ。

7月2日  −アユ情報20−
6月30日から7月1日早朝にかけ、物部川上流地域に100mm以上の降雨があった。通常であれば渇水状況の物部川にとって恵みの雨であったが、7月1日は杉田ダム上流部はアユ漁の解禁日であった。6月30日の調査では、舞川(明改)と則友川で漁が可能ではないかと予想していたが、入川された釣り人は数人であった。私事ですが、7月1日は漁協に勤務して丁度1年になり、1周年の宴をしようということで、舞川(明改橋下流)へ調査を兼ね知人が釣行しました。増水で釣りづらかったけれど、雨の間隙をぬっての2時間程の釣果です。夜は「塩焼き」・「素焼きのワサビ醤油」・「リュウキュウの酢もみ」で、初物を美味しく頂き1周年を祝っていただきました。水況が落ち着けば皆さんも「美味しいアユ」を釣りに行かれたらどうでしょうか。なお、下流部の網漁の方達も増水の中、20〜30尾の漁があったようです。 


6月30日  −アユ情報19−
7月1日解禁の杉田ダム上流部における解禁情報第2弾
「槇山川」:29日より別府地区で96mm/日の雨量となっており、大増水状態。水色もコーヒー牛乳よりもひどい状況となっており、解禁日は釣りにならない。3〜4日程は無理だろう。

「上韮生川」:雨量130mm/日以上となっていて、ここも大増水。水色も槇山川と同様。解禁日は絶望。ここも3〜4日は釣りは無理となっている。

「日ノ御子川」:総雨量はたいした量ではなかったのだが、段々の渓流河川のため釣りが出来る場所が無い。水色が良くなっていただけに残念だが、解禁日は友釣りは無理だ。

「舞 川」:水量は多目ながら、水色は十分友釣りが可能。場所は限定されるが、「どうしても」という方にはお勧め。
明改橋より下流を望む                        同上流を望む

「則友川」:
川幅が狭く、小河川ながら水色、水量共に竿は出せそう。調査を実施していない上に放流量も50kgとなっていて、あまり期待はできない。
槇山川との合流点。水色の違いが分かる。

6月26日  −アユ情報18−
7月1日解禁の杉田ダム上流部における解禁情報第1弾
「日ノ御子川」:
6月22日に特別採捕(友釣り、毛鈎り)を実施した。アユはたくさん見えているのだが、群れ化しており40g〜50gに成長した個体が50〜100匹程のダンゴ状態となっている。足谷口など上流部では「ナワバリ」を持ったアユは少なく、友釣りは厳しいかもしれないが23日〜24日にかけてまとまった雨が降っており、好転していると予想される。一方、堰堤より下流では「ナワバリ」を持ったアユもかなり確認出来ているので狙い目となるが、水況次第となっていて下見はかかせない。毛鈎釣りは特別採捕時にあまり好釣果はなかったが、降雨により群れ化したアユが分散して各渕に入ったようなので、試してみる価値がありそう。

「清爪地区」:永瀬ダムが減水のため、ゲートによる放流や発電用取水口が利用出来ない。このため高圧バルブによる放水を行っており、清爪地区の水量は「アユ友釣り」には絶好の水量となっている。しかし、水温が10℃〜11℃と極めて低く、放流してあるアユやその他の魚類(小さなハエ)すら確認出来ない。特別採捕も実施したのだが、川に入っても「ハミ跡」さえ見えず全く釣れる気配もないので、今期のこの地区のアユ漁全般で絶望と思われる。

「楮佐古川」:例年、宮ノ瀬橋〜下タビまでの間がポイントとなっているのだが、今年は最上流部にある水道水の取水設備近くまで放流してあるので、宮ノ瀬橋より上流も可能性がありそうだ。しかし、川幅が狭く木が被っている場所も多く、釣りにくいかもしれない。橋周辺での特別採捕でも良型のアユが掛かっているので、漁模様は平年並みか。

「上韮生川」:6月22日に行った特別採捕では、水量が少なかったため若干掛かりが悪かったが、五王堂放水口より上流では21cm級も採捕されており、例年より数、型共に良い。狙い目としては、堂ノ岡〜高井〜南池周辺となりそう。下流域では、アユは見えているが放水口から出る水が冷たいのか、成長が今一歩良くない。安丸の専用区を含め、7月中旬からが本番となりそう。毛鈎釣りでは、水深がある淵を狙えばそこそこの釣果にあえそうだが、毛鈎りの選び方次第か。

「槇山川」:6月22日に特別採捕(友釣り、毛鈎り)を実施した。上流域である成山地区より始めたのだが、アユはかなり目視で確認出来る。友釣りでは50g〜80g、18cm〜22cm物が掛かっているので好漁の予想。ただ、減水区間のため水量が少ないので、放流アユが群れ化して行動している場所が多い。狙い目としては「下土居平瀬」や「百尾地区」等となりそうだが、1つのポイントでねばらずに釣り歩く方が釣果を稼げそう。一方、毛鈎り釣りでは、釣りが出来る淵があまりないので小場所での釣りとなるが、アユは見えているので試してみる価値がある。なお、「津々呂吊り橋」〜「川口」までは友釣り、ぎじ釣り専用区となっており、他の漁法の方は注意が必要。


6月19日  −アユ情報17−
大渇水中の物部川。友釣りでは戸板島橋上下流、丗代等のチャラ瀬の釣り場。岡西釣り場や県庁堀等のトロ場での泳がせ釣り等となるが、毎日地元組が竿を出している。
釣果は「まちまち」だが、平均20匹以上は掛かっているようだ。中でも県庁堀では、夕刻の1時間程で20匹の良型アユが掛かっているので、水量は少ないけれど釣りをしてみてはどうでしょう。
誰もいないけれど、海風が吹いて掛かりそう?な県庁堀(上段左)と岡西釣り場。
下段:戸板島橋上流

6月8日  −アユ情報16−
廿代(河口より5km程上流側)に愛媛県と香川県の「釣り具のジャンプ」店スタッフ7人が、アユ釣りの研修で来川してくれました。
あいにくの少水量の中、きびしい研修となりましたが、それでも大小3〜8匹の釣果でした。
初心者も含めての釣りでしたが、「悪条件の釣り」としての研修が出来たことと思います。
※上流に入川していた地元の釣り人は10匹程の釣果でした。

5月30日  −アユ情報15−
只今減水中の物部川。小雨の為20%の取水制限となっており30日午前9時頃より10pほど減ってきた。それでも岡山県から来川した3人組は、戸板島橋上流側で午後2時頃は平均15匹以上を釣り上げていた。しかし、アユの3倍掛かるボウズゴリに頭をかかえる場面も見られるが今日1日ゆっくり楽しんでもらいたいものだ。
明日のためにオトリを選ぶ地元の釣人。
毎日20匹は確実に釣れると言う。
なんとか水が通っている統合堰の魚道

5月28日  −アユ情報14−
強風注意報発令中で雨交じり。午前中はアユ釣りなど出来るような状況ではないのだが、河口近くの「横瀬」に4名、「岡西」・「平松」で3名、「県庁堀」・「丗代」で3名の人出。
午後は若干、風はないできたのだが釣果の方は今一歩となっていて、「県庁堀」の釣り人の8匹が最高となっている。水量は5cmの増水となっており、明日以降照り込んでくれば各釣り場共に釣れ始める予想。
左側:釣り人4名とさびしい横瀬。                右側:県庁堀で釣れた70g級の良型アユ。

5月23日  −アユ情報13−
渇水ながら、戸板島・丗代・県庁堀・横瀬等で良型を数匹交えて一人平均20匹〜30匹と好調となってきた。若干水深のある「トロ場」があれば、どこでもそこそこの釣果があると予想されます。

上段左:県庁堀の釣り人達。上段右:横瀬の釣り人達。中段左:横瀬での釣果。中段右:見よ!この良型アユ(地元の釣り人)。下段:30匹掛けても「まだまだ釣ります。」

5月21日  −アユ情報12−
今日の天気は曇りで雨を予感させる天気となっていますが、どれくらいの雨になるやら・・・・・。昨日(20日)丗代の浅瀬で、それもアユの背びれが見える程の水深箇所でオトリ掛けの釣果が聞かれた。本日は毛鈎釣りの情報を掲載します。場所は戸板島橋下流で、釣り人は約10人程が竿を出していました。愛媛県からお越しの釣り人は一緒に釣っていた地元の釣り人から、「遠くから良く来てくれた」とアユを貰い、合わせて60匹程の釣果でした。
サイズは10cm〜15cmとやや小ぶりでしたが、一人平均20匹程の釣果がありました。オトリ掛けには「一雨欲しい」状況です。


5月20日  −アユ情報11−
5月18日(日)に降った雨も増水となる程の効果はなく、今日は前日より5cm減水となっている。
釣り人の方も戸板島地区で友釣り10名、毛鈎り釣りが3名となっており、釣果予想も2桁を釣るのが困難となってきました。
釣りに来られる際には、漁協へ問い合わせをしてから出発して頂きたい。
いずれにせよ、このまま降雨がなければ渇水で、釣りどころかアユの成長等にも支障が出ることが危惧されるところです。


5月18日  −アユ情報10−
前日の雨もたいしたことはなく、増水は5cm程となったが水の入れ替わりと、アユの移動によって各釣り場共に平均17〜18匹とまずまず。毛鈎りの方も順調に釣れており、盛況となっている。

上段左写真:本日初めての竿出しで訳も分からず15匹の釣果。(うら若き女性釣り師。上等です!)上段右:かま瀬の釣り人のオトリ掛け。18cm〜21cm物を20匹以上釣っていました。下段:毛鈎り釣りの人達(県庁堀付近)。小ぶりながら20匹以上の釣果が。

5月17日  −アユ情報bX−
“祝!日本一気の早い友釣り大会”開催
県内外より32名にのぼる参加者があり、あいにくの雨模様となり17℃前後ときびしい条件となっていましたが、さすが腕に覚えのある強者達です。日本一早い大会でも釣果がありました。
会場である旧国道橋周辺では、15日より大勢の釣り人により釣られた後にもかかわらず、しかも時々雨という悪条件の中、あちらこちらで竿の曲がる場面があり、さすがに「うーん」と感心することしきり・・・・・。結果としては、下流部の平松で釣れた20匹が最高だったとか。さて、決勝の結果はこのページでは分かっていませんが、今日の雨で水も多少変わり、明日から晴天となり水況も落ち着くとアユ達も入れ替わり、また、うれしい釣果に巡り会えると思われます。(午前中の釣果です)

写真上段左のコメント:物部川漁協選出で出場のK氏。結果の程は・・・。上段右:腹のさぐりあい「みんな、どこへ行くが〜」。下段左:「おまん、どこへ入るぜ〜」。「ウ〜ン」。下段右:他人(あいつ)の検量結果が気になります。

5月16日  −アユ情報bW−

 解禁当初、午前中の情報では、各漁場共に友釣りでは、15〜20匹となっておりました。しかし、午後になり水温も上昇し始めると掛かり方も本格的となり夕刻まで釣られた人は、60匹以上、平均的な人でも30匹前後を釣り上げていました。主な釣り場は、戸板島・三十代・十善寺・岡西などとなっており16日、17日も順調に釣れ続くと予想しておりますが16日午前8時現在は、釣り人の総数50人程と土曜日としては若干少ない人出となっています。

奈良県からの釣り人:戸板島地区午前8時 深渕地区(県庁堀)

5月15日  −アユ情報7−
“待望のアユ釣り解禁”となりました。
県外組を含む約200名が、早朝より竿を出しました。早朝は気温、水温共に低めで友釣りは苦戦しましたが、太陽が出始めた頃からボツボツと釣れだして、午前11時には30匹以上を釣りあげた人も。
水量が少ない割には「良く掛かる」と評判でした。一方毛鈎り釣りには絶好の水量で、深渕地区等では2時間程で50匹を釣りあげた人も出る等、初日としては上々のすべり出しとなりました。
岡山県より来川された弓元氏(上段)と井上氏。良型のアユを20匹以上釣っていました。午前10時30分でこの笑顔。(戸板島橋下流)ギャラリーも多数。
13日からの泊まり組。(上左)初日の釣果はうれしい。上右は2時間の釣果。毛鈎釣りで良型のアユが・・・・・。早朝より毛鈎釣りをされていた地元男性は(下左)、小ぶりながら釣果もまずまずで、少し早めのランチタイム。下右の方々は、解禁2日前の13日からの泊まり組。地元6人組で焼き肉とビールで解禁日はお疲れ気味。釣果の方は・・・・・。(香南市深渕地区)

○アユの絶対量は多く、移動している為、釣り荒れはなさそうなので16日(土)、17日(日)も好漁が予想されます。漁協事務所も午前4時より営業していますので、釣りに来られてはいかがでしょうか。(追伸:高速道路も土日は千円と安くなっていますので、この機会に物部川に一度おいでて下さい。)

5月11日  −アユ情報6−
「特別採補」 5月8日(金)午後1時より高知県内水面漁連による特別採捕が行われた。
当日は低気圧の通過による強風で悪条件ではあったのだが、強者揃いの従事者達は見事な「入れ掛け」の場面も見せるなど、今年のアユ好漁を予想させる物となった。
戸板島地区:橋の上から見えていた通り良型のアユが次々と掛かった。魚体も17.2cm・50gを越える物も見られ、天然物・人工産放流魚共に成長等は良好。

県庁堀(合流点下流):3名の従事者がまさに「入れ掛かり」。魚体も平均16.3cm・42.3gと、この時期としてはまずまず。採捕匹数10匹の内訳は、9対1の割合で天然アユであった。

物部川橋下流:旧国道橋を中間地点とし行ったが、強風下で竿がうまく出せない場面も。7匹の採捕匹数は若干物足りないが、魚体は平均13.2cm・21.9gとやや小ぶりだが、香りも良く体型は美しい。

岡西地区:この周辺では川潮草が生えており、魚の付き場所が限られているけれど8匹のアユを採捕した。魚体は平均15.3cm・35.2gと良好。人工産放流魚も3匹おり、歩止まりも上々だ。

三十代や横瀬でも行ったのだが、あまりの強風で身動きが取れない場面も見られ、採捕匹数は各1匹となっている。しかし、潮瀬では、川の中はまさにアユだらけ(10cm前後)で、天然ソ上の多さに改めて感心させられたのだが、川一面に川潮草が生えている為、うまくオトリを入れられていない場所も。

毛針釣り:県庁堀(堰跡)で行ったが、ほんの20分程で10匹を採捕。魚体も友釣りの物と変わらない大きさで14cm・20g物も見られた。なお、使用した毛針はシノミヤ製の「黒竜黄ツノ」・「八ツ橋三段赤底」・「井上2号」等で実施した。解禁日は、毛鈎釣りには絶好な水量となる予想。

※いずれの場所も水量は少なめで、漁場は限定されそう。天然ソ上のアユは非常に多いだけに、一雨あれば漁場面積も広くなって良いのだが。


5月6日  −アユ情報5−

《アユ遡上状況 5月2日》

 ・戸板島橋周辺 4月30日頃には旧物部川橋付近や岡西岩場等で見えていた大量遡上中の天然アユ群。
  本日は戸板島〜町田堰までやってきました。 3月の調査では417,000匹の遡上量で、昨年の12倍との報告がありましたが、現在は1,000,000匹以上が、川の中でハミ跡を探すのが困難な程に
ピカピカ!になってきました。(写真は、流れの脇で見られた数少ないハミ跡?) 皆さんも戸板島橋から見てください。大小様々なアユがたくさんいます。

 
・旧物部川橋周辺 5g〜50g程のアユが見えていますが、水中写真では少し濁っているのでちょっと無理でした。しかし、この周辺や岡西、平松、横瀬等では、川の中の石は「まっ黒」になっています。ほぼ全域で天然アユの姿が確認出来るようになりましたので一雨欲しいところです。

                                         
4月23日  −アユ情報4−

4月20日にダム上流部へ2,131s放流しました。放流実績は下図に示すとおりです。


3月23日  −アユ情報bR−
 油ビレを除去した状態
「3月21日に平均10cm〜12cmアユを1トン放流しました。」 
 13日に予定していた放流を悪天候のため、21日に延期して実施した。 例年通り、「県庁堀」へ400kg、「戸板島橋」へ400kg放流した。 そして「今年は放流量は少しでも、上流へ放流せよ」との声も多く、久しぶりに町田堰上流の「緑地公園前」に200kg放流した。 尚、今年の放流アユはすべて「油ビレ」を除去した標識アユとなっている。 県内では物部川だけの放流となっております。
 高知県内水面漁業協同組合連合会では、放流後の成育状況や釣果等の追跡調査を徹底的に行いたいとのことですから、組合員の皆さんや遊漁者の皆様のご協力を宜しくお願いします。


3月17日  −アユ情報bQ−

 3月17日待ち望まれていた天然遡上の「ハミ跡」が初めて確認された。 今年は産卵期の状態、そして遡上期になっても川の水量も安定して多く、期待はしていたが「ハミ跡」を確認するまではやはり不安であった。 下流部の平松地区において確認されたものであるが、まだまだ小さく可愛らしい「ハミ跡」である。 一面の「ハミ跡」を見て嬉しく思った。 これからも第2陣、第3陣の遡上が見込まれるため、例年以上の遡上を期待したいものである。

3月16日  −アユ情報bP−
香北町白川地区(杉田ダム)  物部町山崎地区(永瀬ダム)          物部町(則友川合流点)

稚アユ放流第1弾となる杉田ダムより下流漁場用1トン/13g魚の放流を3月13日(金)に予定していたが延期。同日の嵐により大増水。杉田ダムはかなりの濁りがあり、最上流の永瀬ダムも濁水が流入しており、今後、長期化する可能性があるが、平成17年頃のような強烈な濁りではないので、3月中には放流出来ると思われるが、日程等は全くたてられない状況となっている。